モビリタ体験記 午前の部

《前回》

受講生の集まりがよかったようで定刻前に講義が始まりました。最初は教室での概要説明でしたが、関西出身と思われる講師でベタなギャグを交えながらの講義は楽しく進みながらも、好き嫌いが分かれるような気がしました。

その後は車庫に移動して、始業点検と死角の確認です。理解はしていたはずですが、ピラーによる死角が多いことが改めて実感できました。それが終わるといよいよ実走です。24名の受講生にたいして教習車のMarkXが12台しか用意されていないため、2人で交互に乗ることになります。自分が最初に乗ることになったので運転席に乗ってシート合せをします。電動シートという贅沢なものが付いていたのですが、メモリ機能がないため、この教室のように2人で交互に乗る用途には向いていないような気がしました。
#タイヤを鳴らすなと言われたので無理な速度は出しませんでしたが

最初は慣熟走行という事で先導車のあとについてコースを走ります。コースはパイロンを目印にしただけで間隔が空いた所ではコースを見失いそうになります。
#実際、自分を含め単独走行時にミスコースしている人がいました。
ちなみにコースは、パイロンを並べた狭路を左右にずらして並べたクランク状の部分とパイロン10本分位のスラロームを対角に配置して、その間を緩やかなコーナーで繋いだもの、その気になれば繋ぎの区間では結構速度が出せそうな感じです。

ドライバー交代をしながら2周ずつ走ったところで、運転姿勢の確認です。これは35度バンクに車を止めた状態で行ったため、姿勢が悪いと体が横に傾いてしまい、いやでも正しい姿勢に矯正されるようになっていました。ついでにその状態でドアの開閉をしたのですが、ドアの重さが実感できます。上側になった運転席では開けるのに一苦労でした。

その後は降車場まで戻ってきて午前の講義は終了し、グループごとに記念写真を撮ったら休憩となりました。

続く。

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