久石譲コンサートAプログラム

土曜日に富士ロゼシアターで観たコンサートの感想です。
ネタバレもあるので、これから行くつもりの人は読まないように…

開場10分前に会場についたのですが、前日のサントリーホールとはあきらかに客層が違いました。普段から久石譲を聞いているとは思えないようなおじさんおばさんとか、親子連れとかが多く、地方公演らしさがありました。もっとも、隣の席にいた若い女性2人組は関東からの遠征組だったのですが、チケットぴあに頼ったために関東での公演を知らなかったお間抜けさんのような会話をしていました。
#関東周辺でぴあの取り扱いがあったのは富士のみ、その他はチケットローソンがメインでした。

曲目は、「水の旅人」、「FOR YOU」から始まり前日のBプロでも演奏した「DEAD」をやったところで休憩に。DEADの前のMCで久石さんも話していましたが生命保険会社(AIGエジソン)がスポンサーについているのに、この曲名はありなんでしょうか?

休憩後は、交響組曲ハウルの動く城」。基本的にはチェコフィル演奏でCDになったのと同じものですが、やはり生で聞くのは違いました。
ただ、全体を通じて感じたのですが、オーケストラとあわせるなら、ハープは1本では足りなかった気がします。フォルテ、フォルテシモの時、オーケストラにマスクされてハープの音が生きていませんでした。

アンコールは、ピアノソロで1曲やったあと、オーケストラで2曲ほど演奏してくれました。で、オケの退場後に花束贈呈の時間があったのですが、地方公園らしいと言うか、花束も用意せずに握手だけ求める人が殺到し、ちょっとした混乱になってしまいました。更なるアンコールを期待して拍手を続けていたのですが、その混乱のせいか、そのまま終了してしまいました。前日の公演では、花束贈呈後にピアノソロをやってもらえたのにちょっと残念でした。

重なる曲目もありましたが、それぞれ特徴が出ていて、A,B両プログラムを聞きにいってよかったです。
次は、12/2,5,6にすみだトリフォニー、みなとみらいホール、サントリーホールで行われる「12月の恋人たち」のようです。編成は、今回同様、新日本フィル・ワールドドリームオーケストラのようなので、はずれはないでしょうが、個人的にはピアノソロみたいなシンプルな構成で聞いてみたい気持ちはあります。

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